どうもキシダ模型でございますm(__)m 今日はⅣ号戦車その4でございます Ⅳ号戦車その1 Ⅳ号戦車その2 Ⅳ号戦車その3 大戦の全期間を通じて、ドイツ軍の主力として活躍したⅣ号戦車ですが その車台を利用して様々な車両が製作されました。 ・Ⅳ号突撃砲
突撃砲とは、主に歩兵への火力支援を目的とした装甲車両で、戦車のシャーシに固定式の戦闘室を設けて大口径の砲を装備しているのが特徴です。 Ⅲ号戦車の車台を使ったⅢ号突撃砲が使用されていましたが、これらの車両も歩兵の火力支援から対戦車戦闘を目的としたものにシフトしていきます。 43年11月、Ⅲ号突撃砲を生産していたアルケット社のシュパンダウ工場が、空襲をうけⅢ号突撃砲の生産がストップしてしまう事態が発生。 急遽、Ⅳ号戦車の車台にⅢ号突撃砲の戦闘室を組み合わせたⅣ号突撃砲がⅢ号突撃砲の代わりとして生産されることとなりました。
・Ⅳ号駆逐戦車
43年夏のクルスク会戦後、突撃砲の対戦車能力の高さに注目したヒトラーは、Ⅳ号戦車をベースに全高が低く装甲防御力を増した固定式戦闘室と強力な砲を備えた戦車駆逐車を企画しました。 Ⅳ号駆逐戦車(Jagdpanzer IV)と命名され、44年1月から生産が開始されました。当初、搭載されていた砲はⅣ号戦車G型後期と同じく48口径75mm砲でしたが、生産途中からパンター戦車の70口径75mm砲に換装されました。
・Ⅳ号突撃戦車”ブルムベア”
主に市街地戦闘において建物等の強固な敵火点を撃破する目的で、ドイツ軍は15cm重歩兵砲を搭載した自走砲を装備していましたが、それらは装甲防御力に乏しく歩兵に有効な支援を与られずにいました。特にスターリングラード戦での戦訓を踏まえて、Ⅳ号戦車をベースとする防御力に優れた突撃歩兵砲が開発されました。 ブルムベアと呼ばれた本車は優れた火力支援車両として各戦線で活躍しました。
・Ⅳ号対空戦車
1943年に入ると敵制空圏下での戦闘も多くなり、戦車部隊に随伴できる自走対空火器の必要性が増したため、Ⅳ号戦車の車台を利用した対空車両がいくつか製作されました。 メーベルワーゲン
ヴィルベルヴィンド
オストヴィンド
これらの車両は対空戦車の本命であるクーゲルブリッツのつなぎとして開発されましたが、結局、終戦まで生産されつづけました。 また、自走砲用の車台としてⅢ号戦車とⅣ号戦車のコンポーネントを流用してⅢ/Ⅳ号火砲搭載車台が製作され、フンメル、ナースホルン等の自走砲の車台して使われました。
↑不肖岸田作 フンメル自走砲(月刊ホビージャパン2018.1月号 作例) 終り やっと、終わった・・・(;・∀・) それでは、本日もオープンしておりまーす!! ご来店お待ちしておりますので、本日もよろしくお願い致しますm(__)m したらねー( `・∀・´)ノ